Birkeland ビルケラン(ノルウェー)
概要
ノルウェーbjørk,bjerk「白樺」,古ノルドbirki「白樺の森」+ノルウェー,古ノルドland「土地」より構成され、「樺地」を意味する地名より。
詳細
Simonn pa Byrckeland(1520年頃Vikedal(ローガラン県Vindafjord))1
Gurunn Bierckeland(1618年Evje(アウスト・アグデル県))2
Olluf Bircheland(1662年Egeland3(ローガラン県Sokndal))4

地名姓。ノルウェーの物理学者クリスティアン・ビルケラン(Kristian Olaf Bernhard Birkeland:1867.12.13 Oslo~1917.6.15 東京)の姓。 日本語ではビルケランドと転写する事も有るが、不正確。ノルウェーでは2014年の統計で4736件確認される名字で5、 同国では83番目に多い大姓である6

ノルウェー各地に存する同名の地名に由来し、語源はノルウェーbjørk,bjerk「白樺」7+ノルウェーland「土地、場所」 8、或いは古ノルドbirki「白樺の森」9+古ノルドland「土地」10より 構成される。「樺地」といった意味である。この地名はノルウェーの歴史家・地名学者リグ(O. Rygh)の『ノルウェー農場名辞典』に33件、 電話帳サイトでは247件掲載されており11、消失地名も含めると相当な数存在したと考えられる。この為、出自も 多岐に渡る。地名の数も多く、語源も明白なので、詳細な所在地や古形は割愛する。
1 H.J. Huitfeldt-Kaas "Norske regnskaber og jordebøger fra det 16de aarhundrede. vol.3-5"(1905)p.342
2 E. W. Orholt "Norske Herredags-dombøger. vol.3"(1934)p.20
3 消失地名と見られる。現在の語形に勘案すると*エイケラン(Eikeland)の綴りに作る筈である。Eikeland地名は現在のノルウェーの 現存地名だけで少なくとも14ヵ所存在する。ローガラン県Sokndalの*Eikelandの詳しい比定地・所在地は確認出来ない。古記録の前後の文章に、 Sokndal自治体内かその近辺の地名が多く見つかるので、Sokndal付近であるのは間違いない。一応、同定出来た地名のみ、リストアップしておく: KydlandRegedal(l)MydlandReglandKnubbedahlAalgaardAarstadHanebergBar(e)stad
4 http://web-archive-net.com/net/w/wisted.net/2014-06-06_4095033_32/1660_Odel/
5 http://www.ssb.no/navn/
6 http://no.wikipedia.org/wiki/Liste_over_norske_etternavn_p%C3%A5_B
7 http://www.nob-ordbok.uio.no/perl/ordbok.cgi?OPP=bjerk&bokmaal=+&ordbok=bokmaal
8 http://www.nob-ordbok.uio.no/perl/ordbok.cgi?OPP=land&bokmaal=+&ordbok=bokmaal
9 http://www.koeblergerhard.de/an/an_b.html
10 http://www.koeblergerhard.de/an/an_l.html
11 http://www.1881.no/?query=birkeland

更新履歴:
2015年4月25日  初稿アップ
PIE語根Birk-e-land: 1.*bherəg-「輝く;明るい、白い」; 2.*-yo- 形容詞形成接尾辞; 3.*lendh-²「平野、荒野、大草原」

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